作成者:Will Tucker
Windows 10向け画面録画ソフトウェア:最適なツールの選び方
最終更新日: 2026-01-15
Windows 10で、再利用や共有がしやすい明瞭なプレゼンター主導の画面録画を求めているなら、まずはStreamYardのブラウザベーススタジオとローカルマルチトラック録画から始めましょう。技術的に高度なシーン構成やゲーミング用途には、StreamYardとOBSを組み合わせ、LoomやXbox Game Barは一時的な短いクリップ録画用に使うのが最適です。
概要
- StreamYardは、ブラウザ上でレイアウト、ブランディング、ノート、マルチトラックローカル録画ができるフル機能の録画スタジオを提供し、一般的なWindows 10ノートPCでも快適に動作します。(StreamYard)
- OBSは、Windows 10で高度なローカル画面キャプチャやライブ配信ができる強力な無料デスクトップアプリですが、多くの一般ユーザーには設定やハードウェア調整がやや複雑です。(OBS Project)
- Loomは、素早い非同期の画面+カメラ録画やリンク共有に特化していますが、無料プランでは動画の長さやライブラリ容量に制限があり、チュートリアル用途ではすぐに窮屈に感じることがあります。(Loom)
- 標準搭載のXbox Game Barは、Windows 10で短くシンプルな録画が可能ですが、レイアウトやブランディング、複数人ワークフローには非対応です。
Windows 10の画面録画ソフトに求めるべきものは?
ツールを比較する前に、少し視野を広げてみましょう。日本で「screen recording software Windows 10」を検索する多くの人が本当に知りたいのは:
「画面、声、場合によってはカメラも、手間なく素早く録画・共有できる一番簡単な方法は?」
クリエイターやチームへのヒアリングから、以下のようなニーズが繰り返し現れます:
- 素早く簡単に始められること – エンコーダ設定の週末講座は不要です。
- プレゼンター主導の録画 – 画面+顔+声を、意図的なレイアウトで見せたい。
- 即時の再利用・配信 – YouTubeやポッドキャスト編集、LMS、社内ツールへのエクスポートがスムーズ。
- 一般的なハードウェアで高品質出力 – 標準的なWindows 10ノートPCで十分動作すること。
- 信頼性 – ネットやCPUが完璧でなくても安定して動くこと。
StreamYardは、まさにこれらの制約を前提に設計されたブラウザ録画スタジオで、画面・カメラ・ゲストをキャプチャし、クラウドとローカル両方のファイルを編集や再利用用に提供します。(StreamYard) OBS、Loom、Xbox Game Barもそれぞれ一部のニーズをカバーしていますが、最適化されている用途が微妙に異なります。
StreamYardはWindows 10の画面録画ソフトとしてどう使える?
StreamYardをライブ配信ツールとしてしか見たことがない方は、Windows 10での純粋な画面録画にも非常に適していることに驚くかもしれません。
大まかな流れは:
- Windows 10マシンでブラウザを開く。
- StreamYardスタジオに入る(デスクトップインストール不要)。
- 画面、ウィンドウ、またはタブを共有し、必要に応じてカメラも追加。
- 「録画」ボタンを押すだけ(配信は不要)。
生の画面キャプチャではなく、プレゼンター主導のレイアウト
StreamYardでは、画面もスタジオ内の「ソース」の一つとして自由に配置できます。コントロールできるのは:
- 画面共有の全画面表示、またはカメラとの並列表示。
- カメラをデモ画面上に重ねるピクチャーインピクチャースタイル。
- ブランドオーバーレイ、ロゴ、ライブ表示される画面上要素。
レイアウトがリアルタイムで適用されるため、後から編集ソフトで全体の見た目を作り直す必要がありません。多くのチュートリアルでは、これだけで編集時間を大幅に短縮できます。
音声の明確なコントロール
Windows 10ユーザーにとって、音声は最も難しい部分になりがちです。StreamYardは:
- マイク音声
- 画面/システム音声
を分離して扱えるので、片方をミュートしたり、もう片方を強調したり、必要に応じてミックスできます。特に通知音やBGMが大きいソフトをデモする際に便利です。
再利用に便利なローカルマルチトラック録画
スタジオで録画する際、ローカル録画を有効にすると、各参加者のデバイス上で高品質な音声・映像を直接キャプチャし、その後StreamYardにアップロードできます。(StreamYard)
つまり:
- 参加者ごとに分かれたトラックが得られ、後でクロストークやノイズを編集しやすい。
- 有料プランならローカル録画は実質無制限(無料プランは月2時間まで)。(StreamYard Support)
- 最大10人(自分+9人)まで同時録画でき、複数ゲストのデモやパネル、研修にも対応。(StreamYard)
定期的なデモや研修、ポッドキャスト風録画を行う多くの方にとって、このレイアウトコントロール+マルチトラック録画の組み合わせは、通常なら複数ツールを組み合わせて実現するものです。
1回の録画で縦横両方に対応
ショート動画は今や重要なコンテンツ形式です。StreamYardは1回の録画セッションから横向き・縦向き両方の出力に対応しているため、YouTube、TikTok、Reels、社内Wikiなど用途ごとに録画をやり直す必要がありません。
一般的なノートPCでも快適に動作
処理がブラウザとクラウドで分担されるため、StreamYardは現代的なブラウザが動く一般的なWindows 10ノートPCでも安定して動作します。重いネイティブアプリのようにGPUやドライバ互換性を気にする必要もありません。
また、多くの「ユーザー単位」課金ツールと異なり、StreamYardはワークスペース単位の料金体系です。チームが拡大しても、Loomの有料プランのようにユーザーごとにライセンスが増えることはありません。(Loom)
Windows 10で使える無料画面録画ソフトのおすすめは?
「無料で使いたい」場合、よく使われる4つの選択肢があります:
- StreamYard無料プラン(ブラウザスタジオ)
- OBS Studio(デスクトップアプリ)
- Loom Starter(フリーミアム非同期録画)
- Xbox Game Bar(Windows 10標準搭載)
Windows 10でのStreamYard無料プラン
無料プランでできること:
- ブラウザからスタジオに入室
- 画面とカメラの録画
- レイアウトやオーバーレイ、ブランドビジュアルの利用
- 月2時間までローカル録画が可能(プロジェクト合計)(StreamYard Support)
制約としては、録画時間とストレージに上限があり、無料プランではライブ配信の自動録画がありません。ただし、主に高品質なチュートリアルや会議を時々録画・編集したい場合、無料枠でも十分ワークフローを学べます。
Windows 10でのOBS Studio
OBSは、Windows 10の無料画面録画ソフトとして最もよく挙げられる選択肢です。その理由は:
- 無料・オープンソースのスクリーンキャスト&ライブ配信アプリ。(Wikipedia)
- Windows版はWindows 10/11対応のフルデスクトップアプリ。(OBS Project)
- 複数のディスプレイ、ウィンドウ、画像、キャプチャカードなどを組み合わせて複雑なシーンを構築可能。
ベンダーによる録画制限はなく、制約はPC性能とディスク容量のみ。ただし柔軟性の裏返しで:
- インストールと設定が必要
- エンコーダやビットレート、ファイル形式、シーン構成を自分で選択
- 録画品質や安定性はマシンと設定次第
細かいシーン制御やゲームキャプチャ、高度な技術調整が必要な場合に最適ですが、日常的なビジネスやクリエイター用途ではそこまでのセットアップは不要なことが多いです。
Windows 10でのLoom Starter
Loomの無料Starterプランは、長尺制作よりも素早い非同期録画に特化しています:
- Windows 10(64bit)で画面・カメラ・特定ウィンドウを録画可能。(Loom)
- Starterプランは1人あたり25本まで、1本5分までの録画制限あり。(Loom Help Center)
短いフィードバックや説明クリップには便利ですが、複数回の研修や1時間超のデモにはすぐ上限に達します。
Xbox Game Bar(標準搭載)
Windows 10にはXbox Game Barが標準搭載されており、画面を録画してMP4ファイルとしてVideos\Capturesに保存できます。(Microsoft Support)
メリット:
- 多くのWindows 10 PCに標準搭載
- ショートカットで簡単に録画開始/停止
デメリット:
- 複数ゲスト非対応
- ブランドレイアウトやオーバーレイ非対応
- 構成された番組やポッドキャスト、定期コンテンツには不向き
実用的なおすすめ:
- 見た目やレイアウト、ゲスト、ノートにこだわるならStreamYard無料プラン
- 複雑なシーンやローカル録画重視ならOBS
- 編集や再利用不要な短いクリップならLoom StarterやXbox Game Bar
複数人録画にはOBSとStreamYardどちらが最適?
よくある質問のひとつが「Windows 10で複数人参加のポッドキャストやデモを録画する場合、OBSとStreamYardのどちらを使うべきか?」です。
OBSでの複数人録画の仕組み
OBSはシーンとソースの概念で設計されており、ゲスト招待機能はありません。リモート参加者を加えるには:
- ZoomやTeams、Discordなど別アプリで通話
- そのアプリのウィンドウをキャプチャ、またはプラグインや仮想カメラを利用
- OBSでミックスしてローカル録画
この場合:
- 少なくとも2つのアプリ(通話+OBS)を同時運用
- 音声ルーティング(ゲストの聞こえ方やエコー回避)
- シーン切替やオーバーレイ管理
上級者なら柔軟なカスタム構成が可能ですが、シンプルで確実な録画を求める多くの人には手間が多いです。
StreamYardでの複数人録画の仕組み
StreamYardでは、ゲストはブラウザリンクから直接スタジオに参加できます。参加後は:
- 有料プランで最大10人まで同時録画可能。(StreamYard)
- 参加者ごとのローカル録画が有効化でき、編集者は各人の映像・音声ファイルを個別に取得可能。(StreamYard Support)
- レイアウトやオーバーレイ、バナーで画面構成をコントロール(ライブ配信時と同様)
複数アプリを組み合わせる必要がなく、全員が視聴者とほぼ同じ画面を見ながら録画できます。
この場合でもOBSが有効なケース
以下のような場合はOBSをStreamYardと組み合わせるのも有効です:
- 非常に複雑なビジュアルレイアウトや多数のシーンバリエーションが必要
- ローカルスタジオで多くのハードウェアソースをミックスしたい
この場合、OBSをソースやプリプロセッサとして使い、StreamYardスタジオで複数人管理やバックアップ録画を行うこともできます。
判断基準:
- シンプルな複数人録画を最優先するならStreamYard
- 細部までビジュアルやエンコードを自分で制御したいならOBSを追加
Loomデスクトップアプリ:Windows 10の要件と制限
Loomは、チームが「今見ている画面」を素早く共有したいときによく使われます。
Windows 10でのLoomの得意分野
Loomデスクトップアプリでは:
- Windows 10(64bit)で画面+カメラバブル、またはどちらか一方を録画可能。(Loom)
- システム音声とマイク音声を同時キャプチャ
- 録画をリンクで簡単に共有し、コメントやリアクションも可能
有料プランは動画数・録画時間無制限で、非同期コミュニケーションに最適化されています。(Loom Help Center)
Windows 10での主な制限
Windows 10ユーザー向けには、以下の制約があります:
- 無料Starterプランは1人25本まで、1本5分までの録画制限。(Loom Help Center)
- Windows版Loom録画は2台以上のモニター非対応、2画面同時録画不可。(Loom Support)
そのため、Loomは素早い非同期アップデートには便利ですが、
- 長尺チュートリアル
- 複数時間のオンボーディング
- 複雑なマルチモニターデモ
には不向きです。
一方、StreamYardスタジオなら参加者ごとに画面共有を切り替えたり、長時間録画(ストリームごと・ストレージ上限あり)、マルチトラックローカル録画も可能です。
StreamYardとの価格体系の違い
Loomの有料プランはユーザー単位、StreamYardはワークスペース単位の料金体系です。(Loom)
実際には:
- 複数人で録画やセッションを行いたい大規模チームには、StreamYardワークスペースの方がLoomの個別ライセンスよりコスト効率が高くなります。
- StreamYardは7日間の無料トライアルや新規ユーザー向け特典もあり、導入前にワークフローを試しやすいです。
Windows 10で複数モニター録画:選択肢と制限
開発者やデザイナー、パワーユーザーにはマルチモニター環境が一般的です。主要ツールの挙動は以下の通りです:
OBSのマルチモニター対応
OBSは:
- 「Display Capture」で個別ディスプレイをキャプチャ
- 個別ウィンドウのキャプチャ
- シーン内で複数ディスプレイやウィンドウの組み合わせ
ネイティブアプリなので、複数モニターの一部を組み合わせたシーンも構築可能。制約は主にGPU/CPUやディスク速度、レイアウトの複雑さです。
Windows 10でのLoomのマルチモニター対応
Loomの公式ドキュメントでは:
- 2台以上のモニター非対応
- 2画面同時録画不可(Loom Support)
マルチスクリーン操作が多い場合は大きな制約となります。
StreamYardの複数参加者画面共有
StreamYardは異なるアプローチ:
- 参加者(自分含む)がブラウザから任意のモニター・ウィンドウ・タブを選択して共有可能
- 共有画面をライブで切り替えたり、レイアウトで組み合わせたりできる
- 複数参加者の画面を順番に切り替え、「ツアー」形式で複数モニターを見せられる
例えば:
- プロダクトマネージャー、エンジニア、デザイナーがそれぞれ異なる環境をデモ
- 複数アプリにまたがるワークフローをクライアントに説明
「このモニターだけ録画」ではなく、スタジオ自体がスイッチャーの役割を果たします。
Windows 10で画面録画時にシステム音声をキャプチャする方法
システム音声(PCの出す音)とマイク音声を同時に録音したい場合、主要ツールの対応は:
- Xbox Game Barはゲームやアプリ音声をMP4クリップに保存可能。(Microsoft Support)
- OBSは「Desktop Audio」と「Mic/Aux」を個別ソースとして追加し、録画時にミックス可能。
- LoomもWindowsでシステム音声キャプチャ対応(コントロールで正しい入力を選択要)。(Loom)
- StreamYardはマイクと共有画面音声を分離し、必要に応じてシステム音を入れるかミュートするか選択可能。
実用面では、StreamYardとOBSが最も柔軟に制御できます。OBSは手動配線が必要ですが、StreamYardはブラウザベースで非技術者にも扱いやすい設計です。
おすすめまとめ
- Windows 10ユーザーのデフォルト選択肢: プレゼンター主導のデモ、複数人セッション、編集・再利用前提の録画にはStreamYardをメイン録画スタジオに。
- 必要に応じてOBSを追加: 高度なシーン構成やゲーム配信、ローカル録画重視で設定調整に慣れている場合はOBSも併用。
- 短いクリップにはLoomやXbox Game Bar: 編集不要なシンプルな録画にはLoom無料プランやWindows 10標準のXbox Game Barを活用。
- スペックだけでなくワークフロー重視で選ぶ: 「録画」ボタンを押してコンテンツに集中し、手間なく高品質なファイルを得られるツールを選びましょう。多くのクリエイターやチームにとって、まずStreamYard、次に他のツールという順が最適です。