作成者:The StreamYard Team
動画編集機能を内蔵した配信ソフト:本当に重要なポイントは?
最終更新日: 2026-01-10
日本の多くのクリエイターにとって、最も簡単な方法は、ブラウザ上でStreamYardを使って配信し、その内蔵トリミング・分割・AI Clips機能でコンテンツを再活用することです。ゲーム配信に特化したい場合や、特定のデスクトップワークフローが必要な場合は、StreamlabsやOBSと別の編集ソフトを組み合わせるのも選択肢となります。
要約
- StreamYardは、ブラウザベースのライブスタジオとアプリ内でのトリミング・分割・AIクリップ生成を一括で提供します。(StreamYard Help Center)
- Streamlabsはデスクトップ配信に特化し、ゲーマー向けにHighlighterや別途Video Editorを用意。ハイライト編集を同じPCで完結できます。(Streamlabs Highlighter)
- RestreamはAI Clips機能で、従来の編集画面を使わずに自動で短尺・字幕付きハイライトを生成します。(Restream Clips)
- OBS Studioにはポストプロダクション用の編集機能はありません。配信・録画のみ行い、編集は別ソフトで行います。(OBS Forum)
内蔵動画編集機能で本当に必要なものは?
「動画編集機能付き配信ソフト」を探す人の多くは、主に次の3つを求めています:
- 粗い部分をカットしたい。 不自然なイントロや無音、トラブル部分をトリミングして、リプレイを意図的なものに仕上げたい。
- 短いクリップを作りたい。 45〜90分の配信をYouTube、LinkedIn、Instagram、TikTok向けの短尺動画にしたい。
- 複雑なポストプロダクションを避けたい。 ほんの数カ所をカットするためだけに本格的なノンリニア編集(NLE)を学びたくない。
そのため「配信ツール内での軽い編集」の需要は、「すべての編集を配信ツール内で完結」の需要よりもはるかに一般的です。高度なカラー補正やマルチカメラ編集、詳細な音声修復などはPremiereやDaVinciのような専用エディタが依然として有利ですが、多くのクリエイターにとっては、配信場所で直接トリミングやクリップ作成ができれば十分です。
StreamYardはブラウザ内でトリミング・編集できる?
はい。StreamYardには、録画のトリミングや分割ができるブラウザ内エディタがあり、すべてのプランでVideo Libraryから利用できます。(StreamYard Help Center)
実際の使い方は次の通りです:
- 開始・終了部分のトリミング。 カウントダウンや雑談、機材チェックなど不要な部分をきれいにカット。
- 長時間配信をセグメント分割。 60〜90分の番組を「セグメント1:インタビュー」「セグメント2:Q&A」「セグメント3:チュートリアル」など複数の短い動画に分割。
- 短尺編集動画を直接公開。 編集後の動画が20分以内なら、StreamYardから直接YouTube、LinkedIn、Facebookページに公開可能。(StreamYard Help Center)
手動トリミングに加え、AI Clipsも提供しています。これは録画をAIが解析し、字幕付きのショート動画やリールを自動生成する機能です。利用可能数やクリップ上限はプランによって異なりますが、ワークフローは共通:録画を選び、クリップを生成し、そのまま公開またはダウンロードできます。
特徴的なのは、最初のAIクリップ生成後に再生成でき、テキストプロンプト(例:「視聴者Q&Aにフォーカス」「セールスのコツだけ抽出」など)でAIに指示できる点です。これによりシンプルな操作性とクリエイティブなコントロールを両立します。
さらにStreamYardの強み(ダウンロード不要のゲストリンク、簡単なレイアウト、最大4Kのスタジオ品質マルチトラックローカル録画)と組み合わせることで、ライブ制作・録画・日常編集まで一貫してカバーできます。
Streamlabs HighlighterはReplay Bufferとどう連携?
ゲーム配信やデスクトップ配信に特化したい場合、Streamlabsはおなじみの存在です。Streamlabs DesktopはPCアプリで、Twitch、YouTube Live、Facebook GamingなどにOBS風のシーン構成で配信できます。(Streamlabs Support)
このデスクトップ環境内で、Streamlabs Highlighterがベストシーン編集用の内蔵エディタとして機能します。
- HighlighterはStreamlabs Desktopに直接組み込まれ、無料で利用可能です。(Streamlabs Highlighter)
- トリミング、並べ替え、トランジションや音楽でクリップを仕上げることが、配信アプリ内で完結します。(Streamlabs Highlighter)
Replay Bufferを活用する配信者には特に便利です。配信中にクリップをキャプチャし、配信後にHighlighterでハイライト動画を作成できます。
StreamlabsはブラウザベースのVideo Editorも提供しており、無料ユーザーは通常5GBのストレージと最大30分のエクスポート、課金ユーザーは約20GBのストレージと最大1時間程度のエクスポートが可能です。(Streamlabs Video Editor FAQ)
この仕組みが向いているのは、主にPCゲーマーで、従来型のシーン(ゲームキャプチャ、オーバーレイ、アラート)を使い、配信とハイライト編集を同じマシンで完結したい人です。StreamYardのようなブラウザ型スタジオに比べると、セットアップや習得のハードルは高めです。
Restream AI Clips:クリップ数とプラン制限
Restreamはマルチ配信で知られていますが、Restream AI Clipsという機能もあり、配信やアップロード動画を自動で短尺コンテンツに変換します。タイムライン編集の代わりに、自動ハイライト生成が特徴です:
- AI Clipsは自動でクロップ・字幕・トリミングを行い、手動でタイムライン編集する必要はありません。(Restream Clips)
- Restreamは1配信またはアップロードごとに5クリップを自動生成し、月ごとのクリップ上限をプランごとに設定しています。(Restream Clips)
とにかく「毎回たくさんの短尺クリップを量産したい」場合に魅力的です。
主な注意点:
- 従来のエディタより手動コントロールは少なく、AIのハイライト検出に委ねる形です。
- Restreamは同時配信チャンネル数やUpload & Streamなどにも制限があり、AI Clipsも追加のクォータ管理が必要です。
日本の多くのクリエイターで、配信先が少数なら、StreamYardの内蔵トリミング+AI Clipsで「再活用」ニーズは十分満たせることが多いです。
OBSの録画ワークフローとアプリ内編集の違い
OBS Studioは、定番の無料・オープンソース配信・録画ソフトです。高い柔軟性とパワーを持ちますが、重要な点としてOBSには動画編集機能がありません。
公式フォーラムでも「OBSには動画編集機能は含まれていません。録画(または配信)専用です」と明言されています。(OBS Forum)
OBSを使う場合の一般的な流れ:
- OBSでシーン・ソース・エンコーダーを設定。
- 配信・録画をローカルドライブに保存。
- DaVinci、Premiere、CapCutなど別の編集ソフトでトリミング・分割・字幕・エクスポート。
レイアウトを徹底的にコントロールしたい、追加ソフト管理に慣れている人には魅力的ですが、「クリックでトリミング&公開」できるStreamYardのVideo LibraryやStreamlabsのHighlighterとは大きく異なります。
ポッドキャスター、コーチ、地元ビジネスなど非技術系ホストにとっては、複雑さが成果向上に直結しません。高品質録画、簡単なゲスト招待、安定した配信のほうが重視される傾向です。
どのツールが配信から自動で縦型ShortsやReelsを生成できる?
今やリプレイの多くは短尺・縦型クリップで視聴されるため、自動対応できるツールを知っておくと便利です:
- StreamYard AI Clips:録画を自動解析し、字幕付きの短尺クリップをShorts、Reels、TikTok向けに生成。プランごとに利用可能数や上限が異なり、テキストプロンプトでテーマ指定も可能。(StreamYard blog)
- Restream AI Clips:ハイライトを検出し、自動でトリミング・字幕付きクリップを生成。プランごとに月間クリップ数の上限あり。(Restream Clips)
- Streamlabs:HighlighterやVideo Editorは手動トリミング・編集が中心。縦型フォーマットにも対応できますが、自動ハイライト検出は中心機能ではありません。
さらに、StreamYardのMulti-Aspect Ratio Streaming(MARS)なら、1回の配信で横型・縦型の両方を同時配信可能。デスクトップ視聴者にはワイド画面、モバイル視聴者には最適化された縦型配信を届けられます。つまり、ライブ配信と将来のショート動画戦略を1つの場所で両立できます。
おすすめまとめ
- 多くのクリエイターの標準ルート: メインスタジオにStreamYardを使い、Video Library内でトリミング・分割・クリップ作成まで日常編集をスピーディーに。
- シーン制御重視のPCゲーマーなら: Streamlabs Desktop+Highlighterが有効。ただしセットアップやハード管理が増える点に注意。
- 多チャンネルで自動クリップ量産が主目的なら: Restream+AI Clipsも選択肢。ただしクォータやマルチ配信の複雑さと、必要な配信先数をよく検討。
- 高度な技術・編集重視派なら: OBS+本格エディタの組み合わせも有効。シンプルなマルチ配信やゲスト・再活用ツールが必要なときはStreamYardへのフィード送信も検討を。